フルメタルジャケット


戦争映画って物悲しいよ

映画のジャンルとしては好きな部類
見るたびにイヤな思いもするんだけど。

地獄の黙示録(戦争映画かどうか疑問だが)とか
遠すぎた橋とか
テレビシリーズだけど、コンバットも好き

むき出しの人間が描かれるからと思う。

ヘルメットの「Born to Kill」と胸の「ピースマーク」
なんだそれ?と聞かれて、「人間の二面性です」と答えるとかセリフも洒落てる。

ブートキャンプでの出来事とベトナムでの日々
敵と認識してしまったハートマンとスナイパーの少女
前半と後半での連続性のあるコントラストがすごく残る。

それは最後のミッキーマウスのシーンでの違和感につながり
ものすごく後味の悪い気持ちにさせられる。

それでも、おまえはこの映画が好きか?

Sir! Yes, Sir!

Rubble Kings


60〜70年代のニューヨーク
ストリートギャング達がどうやって和解したか
それがHip Hopに繋がっていく。

そんなストーリーのドキュメンタリー


リアル、ウォーリアーズ!
本編にもウォーリアーズに言及しているシーンがあったりする。

伝説のように語られてる
ギャングの抗争が終結して、週末ごとにパーティーが行われ、そこからHip Hopが生れていった。
これが、マジだったんだ!という驚くべき事実。

関係者(当事者)のインタビューとニュースで織りなすストーリー
それが、本当に生き生きとしていてとても短い作品だけれど厚みを感じた。

ギャングなんてなんの関わりもないけど、
有り余るパワーってどこかに向けて吹き出すので
音楽やダンスに向けられたのは奇跡みたいだし
本当に良かったと思う。

なんといっても大好きなHip Hopが生れたんだものw

PW付きZIPをMacで作る方法

お仕事メモ

MacでPW付きのzipを作る方法

1)当該ファイルを右クリックでzip
2)ターミナル起動
3)「zipcloak」と入力して半角スペースの後当該zipをドロップ リターン
4)「Enter password:」と表示されるので任意のPWを入力
5)「Verify password:」と表示されるので同じPWを入力

以上で完了

結構簡単だけど、ターミナルのコマンドなんて覚えられないので
備忘録としてエントリー

融けるデザイン ―ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論


UX物続きで2冊目

この間読んだ
さよなら、インタフェース -脱「画面」の思考法
と同じような題材で書かれた本ではあるが、
考え方も、アプローチも違う。

というか、本書はあくまでインターフェースについての本。
なので、違って当たり前。
人との関わりを作る物なので、体験(experience)が主題。

デザインがインターフェースになり、それがデバイスと一体になる
それを称して「融ける」という言葉を使っている。
「融ける」融合していくってとても良い視点だとかんじた。
となるのは必然かもしれない。

デバイス優位で(たとえば)スマホに依存していると、
一つの事を行い、結果を得るための手順が複雑になる。
だからといって単機能、それに特化したものは
機能、要求、欲求の数だけデバイスが増える。

目指す方向は同じで、解決の仕方が違う
いや、細分化して 統合して そしてまた 細分化
単機能が 多機能になり そしてまた 単機能に
全くもってうまく説明できないけど、そんな感じがした。

読んでて思い出した言葉「ユビキタス コンピューティング」
もっと前だと「ニューメディア」
その頃からずーっと同じ一続きの道筋なのかもしれない。
どこかでフォークして今となっては相いれない物かもしれない。

行ったり来たりしてどんどん洗練されて行くのかもしれない。
そのプロセスに関われてるのだとしたら素敵だ。
そして素敵なデザイン(インターフェース)で明日が明るいといいな。

そんな気分になる。

365日のシンプルライフ


ルールは4つ
1)自分の持ちモノ全てを倉庫に預ける
2)1日に1個だけ倉庫から持って来る
3)1年間、続ける
4)1年間、何も買わない

失恋して、自棄になって、たくさん買って、むなしくなって

男なんてそんなもん。

それはともかく、面白い実験を自らやったなーってのが正直な感想。

なんか、結末とかどうでも良くて
自分には出来ないなって思う事で、あらためて物に依存してるなと
むしろ、物に支配されてるかもしてない。

今年の初めにblogに書いてたけど、物減らしたい。
でも、減らない。

特にCD、DVDと本 それと衣類。
他はたいした物持ってないんで余計気になる。

一応、1年着なければ2軍落ちで整理ポストなんだが
それもなかなか、ゴミ箱には行かない。

倉庫代というか、物を収納するために家賃払ってる。そんな気分。
最近引っ越して実用面積が半分になったのもあって、
とにかく物が納まらない。
最悪に生活空間を圧迫してる。

これを機にだいぶ減らしたんだけど、まだ多い。

blog書くためにいろいろとググってみたら
クリーニングデイなんてものを発見。

アップサイクルイベントらしいんだけど
これもフィンランド発祥なんだそうだ。

うがった見方かもしれないが、
物を手放すのにストーリーが必要なのが現代人なのかもしれない。

そして、僕はミニマリストにはなれないのさ。

トレインスポッティング


Lust for Lifeに始まるサントラが光る映画

タイトルバックがtomatoだったりと話題には事欠かない作品だが
なんだろ、ストーリーは悲しい感じがまた良い。

雰囲気が良いというか、空気感が良いというか。

タイトル自体が隠語で
当時操車場に行く=ドラッグをやる
だってのも面白い。

Lust for Life自体がレントンの希望で、
ストーリーの行く先を示唆していたのか。
それは知らなかった。
 ほんと、知らない事が多すぎてイヤになる。

サントラが本当に良くて、個人的にはPerfect Dayがかかる所が好き。

ユアン・マクレガーの出世作とか
逸話が沢山あるけど、見たほうが楽しいよ!

ノーカントリー


おっかない映画

以前はこういう、意味わからない映画大好きだったんだけど
最近は分かりやすいのが良いみたい

そういえばコーエン兄弟の作品初かも?

淀川長治さんだったら、
こわいですね、本当にこわいですね
って言いそうな作品。

何が言いたかったのかすごく考えちゃうんだけど、
全く答えが出ません。

テキサスって本当の国境が合ってメキシコが近いんだね とか
橋渡って国境超えるんだね とか
カウボーイな服だけ売ってる店があるんだね とか

正直どうでも良い事ばかり目に付く
サイコキラーな映画。

なんだそれ・・・

グッドフェローズ


記憶と違う・・・

ロバート・デ・ニーロ
レイ・リオッタ
ジョー・ペシ

で、マフィアの映画。

なので間違ってないんだけど
こんなストーリーだっけ?

もっとスカッとしたストーリーだった記憶なんだけど、
全くもって後味悪い感じだよ。

スカーフェイスのほうがよっぽどスカッとする。

なんて、悪口は終りにして。

この作品。
マーティン・スコセッシの作品って手触りを感じる。
ザラっとしてて何となく湿ってる感じ。
こういのって色とか明るさとかもあるんだけど、
世界観作り方なんだとおもう。

特にこの作品はザラついてて湿気ってる。
それがいいんだけど、最後まで落ち着かないでそわそわとしてた。そんな感じ。

結婚したての頃の奥さんのセリフでつづる状況の分析とそれに慣れたっていう告白
これがまた、怖いくらいに冷静でビックリするくらい他人事
その印象が最後まで続くからかもしれない。

なんというか、見ておいて損はない
そんな感じかも・・・

嫌いな訳じゃないのだが、後味わるいので


追記
エンドクレジットの時に流れる Sid ViciousのMy Wayは最高なのです。

ギャング・オブ・ニューヨーク


好きな監督の作品。

移民と先行者との戦い
白人同士の人種差別
すべては暴力によって

なんか、アメリカの社会ドラマってそんなのばかり
移民によってできた、壮大な民主主義の実験場
無限の自由が有るかわりに底なしの闇がある国

まあ、アメリカの話はともかく
歴史物語といっていい映画なんでしょうね。

独立を勝ち取った人々の末裔と
祖国から新たに渡ってきた人々

こういう構図での対立劇

公開時は恋愛もの、ラブロマンスで売ったらしい

レオナルド・ディカプリオとキャメロン・ディアスのカップリングなんでね

まあ、仕方ない… な訳ない。

面白かったけど、さほど残らなかったので
散漫なエントリーになった訳

グラン・トリノ


なんだよ、感動作品じゃないかよw

クリントイーストウッドは大好きな役者で
ベタにダーティー・ハリーシリーズがお気に入りなわけ。

役者としてすきなので、監督としては懐疑的だったのだが
アメリカン・スナイパーやこの作品観ると
とても魅力的でやられまくってる。

偏屈ジジイとアジア移民なんて、トラブルの匂いしかしない
もちろん、ビッグトラブルが起きる。

そんなピリピリした間柄が本当の家族みたいになっていく
そんなストーリーはグッと来る。正直泣きそうになった。

特に最後は良い!
クソジジイだけど、素直なんだよな。

やっぱり、信じる事と素直な事は人の魅力の大きな構成要素だな。
本当にそう思う。