グッドフェローズ


記憶と違う・・・

ロバート・デ・ニーロ
レイ・リオッタ
ジョー・ペシ

で、マフィアの映画。

なので間違ってないんだけど
こんなストーリーだっけ?

もっとスカッとしたストーリーだった記憶なんだけど、
全くもって後味悪い感じだよ。

スカーフェイスのほうがよっぽどスカッとする。

なんて、悪口は終りにして。

この作品。
マーティン・スコセッシの作品って手触りを感じる。
ザラっとしてて何となく湿ってる感じ。
こういのって色とか明るさとかもあるんだけど、
世界観作り方なんだとおもう。

特にこの作品はザラついてて湿気ってる。
それがいいんだけど、最後まで落ち着かないでそわそわとしてた。そんな感じ。

結婚したての頃の奥さんのセリフでつづる状況の分析とそれに慣れたっていう告白
これがまた、怖いくらいに冷静でビックリするくらい他人事
その印象が最後まで続くからかもしれない。

なんというか、見ておいて損はない
そんな感じかも・・・

嫌いな訳じゃないのだが、後味わるいので


追記
エンドクレジットの時に流れる Sid ViciousのMy Wayは最高なのです。

ギャング・オブ・ニューヨーク


好きな監督の作品。

移民と先行者との戦い
白人同士の人種差別
すべては暴力によって

なんか、アメリカの社会ドラマってそんなのばかり
移民によってできた、壮大な民主主義の実験場
無限の自由が有るかわりに底なしの闇がある国

まあ、アメリカの話はともかく
歴史物語といっていい映画なんでしょうね。

独立を勝ち取った人々の末裔と
祖国から新たに渡ってきた人々

こういう構図での対立劇

公開時は恋愛もの、ラブロマンスで売ったらしい

レオナルド・ディカプリオとキャメロン・ディアスのカップリングなんでね

まあ、仕方ない… な訳ない。

面白かったけど、さほど残らなかったので
散漫なエントリーになった訳