現場のプロが教えるWebディレクションの最新常識 知らないと困るWebデザインの新ルール2


実務に携わってるからこそ
参考になるわけですよ。
答え合わせ的なね

書店でふと手に取った本書
工程ごとに押さえるポイントがわかりやすいし、
ビジネス設計や運用・グロースハックといった
最近求められてきている事柄まで網羅しているのはとても良いと感じます。

友人が関わっていたのが一番の驚きと収穫だったのはここだけの話。

万人のためのデザイン


クーパー・ヒューイット国立博物館での
ビューティフル・ユーザーズ展の記録であり解説。

工業デザインの歩み、広義でのユーザーインターフェイス。
人と道具、機械。家具や建物といった人に関わるもの、
そういった製品を集めた展示会だったみたい。

本書読んで、それぞれを実物でみたいという気持ちが大きくなるくらい魅力的な解説。

プロダクトデザインはなんとなく遠い存在だと思ってきたんだけれど、
その上でマン・マシンインターフェイスがあり
それが発展してアプリ等スクリーン上でのUI(ユーザーインターフェイス)が
成り立ってきたのかな?なんて感じた。

「誰が、どのように」っていうのはやっぱり永遠のテーマだし、
一番興味のあることなので、これからもどんどん追いかけて行き、
その時々において自分なりの正解を持ち続けていきたい。
持ち続けていかないとならない。
そんなことを改めて思う、そんな本でした。

現状、似たようなだけの劣化コピーと言って良いものが増えていると思うし
コスト削減の元に一番大事な部分が削られていくのは悲しいこと。
安ければ良いのか?ってことを含めて考えていきたい。

少し前に、劣化コピーな製品を紹介する記事を読んで

”高価なオリジナルよりも
安価なパクリもの

もう、どうしようもないのかな

そりゃ安いに越したこたないけど、
そうじゃないだろ!と
言わないと
言い続けないと
いろいろダメなんじゃ無いかと

パクリで良いなら
オリンピックエンブレムも文句言うなと
そう思うんだけど、
何が違うのかわからんですよ”

こんなことを書いていたのだけれど

何が本物で何が偽物なのか、見極める力が欲しい。

アイム・ミニマリスト


アイム・ミニマリスト!
言いたいものです。

よくある、物を持たない系とはちょっと違うかなって感じた。
書いてあることはそういうことだし、DIYも突き詰める(行き過ぎる)と
こういう事までできるのかと。

物にまみれて、煩悩、欲求のままに(限度はあるが)
ものを買い続けてる自分としてはかなり刺激になる。

おかげで、ここしばらくは買い物してないw

とはいえ、物を持たない。買わない。ってのはきっかけでしかなくて。
機械や物に肩代わりさせていた事、物を自分の手に取り戻そうっていう話だと思った。
そういう、生き方、進み方はとても素敵だし、目指せる方向かもしれない。

かくいう自分も都会やその周辺ではなく
もっと自然の溢れた土地に住みたいと思っている。
そういう意味では参考書かもしれない。

しかし、東京に属して雇用されている身としては敷居が高いと正直思う。
本書に載っている事例も、「東京(都会)で稼いで田舎で生きる」っていう2重生活者ばかりだと感じた。
それだけじゃないんだけど、自分にもできることはこういうことなのかなと思ったってこと。
実行に移るにはまだまだ乗り越えるものが多いけど……

このままじゃただのお伽噺なので、少しづつ進めていこうと思う。
ありがちだけど、まずは買わない、とっておかない、からかな。

本とか捨てられないものばかりなんだけど
自分を曲げない程度に進めていこうということ。

融けるデザイン ―ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論


UX物続きで2冊目

この間読んだ
さよなら、インタフェース -脱「画面」の思考法
と同じような題材で書かれた本ではあるが、
考え方も、アプローチも違う。

というか、本書はあくまでインターフェースについての本。
なので、違って当たり前。
人との関わりを作る物なので、体験(experience)が主題。

デザインがインターフェースになり、それがデバイスと一体になる
それを称して「融ける」という言葉を使っている。
「融ける」融合していくってとても良い視点だとかんじた。
となるのは必然かもしれない。

デバイス優位で(たとえば)スマホに依存していると、
一つの事を行い、結果を得るための手順が複雑になる。
だからといって単機能、それに特化したものは
機能、要求、欲求の数だけデバイスが増える。

目指す方向は同じで、解決の仕方が違う
いや、細分化して 統合して そしてまた 細分化
単機能が 多機能になり そしてまた 単機能に
全くもってうまく説明できないけど、そんな感じがした。

読んでて思い出した言葉「ユビキタス コンピューティング」
もっと前だと「ニューメディア」
その頃からずーっと同じ一続きの道筋なのかもしれない。
どこかでフォークして今となっては相いれない物かもしれない。

行ったり来たりしてどんどん洗練されて行くのかもしれない。
そのプロセスに関われてるのだとしたら素敵だ。
そして素敵なデザイン(インターフェース)で明日が明るいといいな。

そんな気分になる。

さよなら、インタフェース -脱「画面」の思考法


UI/UXってなんだよ
全く別の物、向きが逆なのに同列に考えてどうするんだ?

「UIがあってUXがある」から連続している事は間違えない。
でも同じに考えてもつながらない、鏡合わせ何となくそんな気がしていた時に出会った本。

それにしても、極端な本。
”スクリーンに頼らない”
”優れたUIはNoUI”
などなど
正直、今の自分の仕事を否定する勢い。
ビックリして、笑っちゃうような事がまじめに沢山書いてある。

すごく気付きになったし勇気付けられた。
IoTやらセンシングといった
今、話題の出来事が自分のやっている事に繋がっているし、
その究極系になりえるかもしれないということ。

今感じてる、より良いUXを達成するためのUI
情報設計やレイアウト、デザイン それに 機能、レスポンス
これらをどのように最適化して「今」であって「古びれない」物、事は
どうやって作れるのだろうか?
それにはまだまだ、知識も経験も足りないんだと
読む前よりも感じる。

哲学というか、禅問答というか

もやもやは消えない。

たのしいプロパガンダ

”本当に恐ろしい大衆扇動は、
娯楽(エンタメ)の顔をしてやってくる!”
こんな帯で煽ってくる、楽しくも恐ろしい本。

言ってる事は正しいし、そこにたどり着くためのプロセスも正しい
結果がどんなに恐ろしくても・・・

広告、宣伝に少しでも関わるならば
自分のやっている仕事がどれだけの影響力を持っているのかを考えるのにも良いきっかけになる
そうおもえるのは最大の収穫だった。

”プロパガンダ”って言葉を聞くと
国家が行う大衆操作と思い、危険で危うい未来が待ってる
なんて思いがちだが、広告、宣伝自体がそういうもので
正しく行った結果を歴史が証明してくれている
なので、振り返りやすいのもポイントだと思う。

同じ手法は小さなグループ内でも十分に行えるし、効果があるのだと
それは恐怖では無く”楽しさ”をもって導いて行くと効果が高いのだと

楽しく、興味深く読んだのだが
読後は惨憺たる気持ちでいっぱいだった。

「出版権」とは何なのか?:栗原潔のテクノロジー時評Ver2:ITmedia オルタナティブ・ブログ

絶版本をダウンロード販売することに関しては、絶版の場合(出版権者が継続して出版する義務を履行しなかった場合)には、著作権者(複製権者)が出版権を消滅させることができますので、旧出版社の権利が及ぶことはないと思われます。ただし、出版社側が絶版ではなく単なる在庫切れであると主張したりするとちょっと面倒なことになる可能性はあります。

via blogs.itmedia.co.jp

だから、何年も在庫切れって表記された本がラインナップに載ってるわけだもう、売る気はないけど 出版権は放棄しないぞ!っていう意思表示なのね

読書の秋

そんなわけじゃ無いんですが
本は少しづつですが読んでいます!
正月にノルウェイの森を読んでから
村上春樹をゆっくりとですが読んでいます
今までに読んだのは
風の歌を聴けと1973年のピンボールです
どちらも言葉のテンポがよく、ぐいぐいと読み進めて行かれました
でも、正直ちょっと難解な印象です
とは言いつつも懲りずに今度は海辺のカフカを読んでいます
ってもまだ上巻の100ページくらいかな?
以前読んだ作品よりは物語な感じが強いので楽しく読んでいます
っても、順番からいうと羊をめぐる冒険だったかも・・・

年末、年始そして読書記録

今回はカレンダーが良く
30〜4日までが休暇でした♪
といってもなにをした訳でもないんですが(笑)
最近恒例となっている小淵沢に行ってました
30日の夕方に現地入りして4日の夕方に電車のって帰京なスケジュールでした
ついて早々やる事もなく・・・
よって久しぶりの読書です
やっぱり、まとまった時間が取れないと出来ませんねー
電車通勤もしていないので行き帰りという読書には最適な時間も無く・・・・
なので、こういったまとまった時間が取れる休暇は嬉しいです

“年末、年始そして読書記録” の続きを読む