アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生


ジョンレノンとオノヨーコの写真が有名なのかな

そんなに意識してなかったけど、彼女の作品は沢山見た事あった。
ローリングストーンの表紙を長い事受け持ってたのでとうぜんなんだけど。

こういう、ものを創る人生に憧れて
隅っこで細々と暮らしてる自分は
この手の映画好きなんだけど、
なんていうか
理想を追い求めて追い込んでる感じは
本当にスゴイと思う。

自分も少しは出来ているんだろうか
物をちゃんと創れてるんだろうか
こんなふうに自問自答させられて
なんていうか追い込まれてる感じが
嫌いじゃないあたり、病気だなとか……

映画を観た時はすぐに思った事を言葉にして残そうと思って
最近こういってブログにしてるんだけど、言葉って難しい。
思ってる事がきちんと咀嚼されてないと言葉にならないし
言葉になっても伝わる言葉かどうかあやしいし。

じゃあ、写真なら代弁してくれるような物が撮れるのか?
それもきっと無理。

映像はさらに難しい。

でも、表現するのって面白い。
そして、好き、大好き。

だから、才能って難しい。

オン・ザ・ロード


ジャック・ケルアックの路上 待望の映画化

サルとディーンの友情は気持ち悪いくらいに鮮明な映画。
ラストの切ない感じはもうつらすぎる感じだ。

二十歳くらいの時に
読みづらい文章にも負けず
一気に読んだこの本
この本が映画になる
それだけでワクワクする。

そんな作品。

思い入れはいろいろと可能性を潰しかねないね
時にはクルマで東奔西走、時には綿花詰み、時には鉄道作業員
とどまる事を知らないそんな2人の旅風景だと思ってた。

でも、違うんだ。
とても悲しい物語だった。

今だからそう思うのか
この映画がそういう切り口なのか

良くわからないけど、悲しい話。

ヒロインはとても良い。
スキニーな女の子は無条件に良い。
とにかく、良い。
トワイライトの娘。

モータサイクルダイアリーズの監督なので、
旅な雰囲気はとっても良いしリズム感も最高。

ただ、思い入れと違った。
ちょっとした誤解なんだけど……

たぶん、また見る。それだけは言える。

そうそう、オン・ザ・ロードってタイトルの新訳もあるみたい。