オン・ザ・ロード


ジャック・ケルアックの路上 待望の映画化

サルとディーンの友情は気持ち悪いくらいに鮮明な映画。
ラストの切ない感じはもうつらすぎる感じだ。

二十歳くらいの時に
読みづらい文章にも負けず
一気に読んだこの本
この本が映画になる
それだけでワクワクする。

そんな作品。

思い入れはいろいろと可能性を潰しかねないね
時にはクルマで東奔西走、時には綿花詰み、時には鉄道作業員
とどまる事を知らないそんな2人の旅風景だと思ってた。

でも、違うんだ。
とても悲しい物語だった。

今だからそう思うのか
この映画がそういう切り口なのか

良くわからないけど、悲しい話。

ヒロインはとても良い。
スキニーな女の子は無条件に良い。
とにかく、良い。
トワイライトの娘。

モータサイクルダイアリーズの監督なので、
旅な雰囲気はとっても良いしリズム感も最高。

ただ、思い入れと違った。
ちょっとした誤解なんだけど……

たぶん、また見る。それだけは言える。

そうそう、オン・ザ・ロードってタイトルの新訳もあるみたい。